2024年02月02日 1807号

【沖縄・日本を戦場にするな/辺野古代執行に正義はない/若い世代に訴えかけよう/総がかり議員会館前行動】

 「金権腐敗の自民党政治糾弾」「辺野古代執行高裁判決糾弾」「殺傷武器輸出やめろ」などを掲げて1月19日、今年最初の総がかり国会議員会館前行動が行われ、800人が参加した。

 国会議員・政党のあいさつでは、社民党の服部良一幹事長が「党所属の国会議員は全員いま中国に。最初に訪問した盧溝橋の抗日戦争記念館で『再び日本と中国の民衆が戦争をしない』不再戦の誓いを発表した」と報告。参院会派「沖縄の風」伊波洋一議員の「沖縄防衛局は大浦湾側の埋め立てに着手した。最高裁の判断も経ていない中での強行は絶対に許されない。沖縄はこれ以上の基地負担を受け入れない。日本を戦場にする安全保障政策は転換させなければならない」とのメッセージが代読された。

 市民も発言する。「市民連合しながわ」の菅野幸枝さんは「2月11日に品川区内12駅頭で一斉宣伝行動をやる。これまでも沖縄や横須賀の写真展、三上智恵監督の映画上映会を区内くまなく開いてきた。いろんな人がいろんな役割を持って取り組むことが行動の継続につながる。歌や音楽を取り入れよう。若い人たちに必ず響く。ぜひ路上ライブを」と呼びかけた。

 オール沖縄会議事務局長の福元勇司さんは電話発言で「日本の安全保障のためには沖縄に犠牲を強いるしかないという結論ありきで思考停止の代執行が強行された。住民自治と団体自治を圧殺する前代未聞の暴挙だ。代執行に正義はない」と政府・司法を糾弾した。

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