2024年02月09日 1808号

【即時停戦へ週一街頭行動で対話/意見表明の輪が広がる/兵庫・西宮市】

 想像を絶するイスラエルの虐殺攻撃、それに対し即時停戦へ立ち上がっている世界の市民の姿を地域の人びとに知ってもらいたい。そんな思いで週1回の街頭行動を継続している。

 「ジェノサイドに加担するバイデン大統領NO!」を叫びデモするアメリカの若者たちや休戦時のガザの子どもたちの姿を、チラシやパネルで掲示。意見を表明するのが難しい日本の街角で、平和への想いが言える空間を作ってきた。220通もの抗議文をイスラエル、アメリカ大使館、日本政府へ送ることもできた。

 街頭でともに立つ仲間が増え、2月12日にはZENKO兵庫を含めた3市民団体での2回目の抗議デモを▽大軍拡・万博カジノIRやめて被災地に回せ▽岸田政権イスラエル支援するな、のスローガンで行う。

 また、大阪府茨木市議会が提出した「すべての紛争当事者は国際人道法を厳守すべき」の意見書に学び、3月西宮市議会でも同趣旨の意見書が採択されるよう、取り組みを進めている。

 これらはすべて、多くの市民の声が大きな後押しになっている。

(ZENKO兵庫・古武家育子) 

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