2024年04月19日 1818号

【議会を変える/東京都日野市議 有賀精一/病気入院生活の経験を市政へ】

 長期にわたりご無沙汰していました。

 実は、昨年6月末から両足裏に違和感を感じたのが始まりでしたが、徐々に歩行が困難になり、ついに8月下旬には立てなくなり車椅子の生活になりました。もちろん、その間病院も受診しあらゆる検査もしたのですが、原因がわからないまま。9月初めに同僚議員の紹介で神経内科の高名な先生に診ていただき、免疫疾患の病気であることが判明。翌日、第3回定例会の自らの一般質問後に議会を休み、翌週に東京都立神経病院に入院しました。3か月にわたり、ステロイドパルス、血漿交換、免疫グロブリン点滴の治療を受け、その後、信州上田市のJA厚生連合会・鹿教湯(かけゆ)三才山(みさやま)リハビリテーションセンター鹿教湯病院に転院しリハビリ治療の後、2月25日に退院した次第です。

 突然の病気、しかも長期入院、人生初めての経験でした。確かに病気は心身ともにつらいことですが、病気になってはじめて気づくこと、学ばされたこともたくさんありました。車椅子生活から見えてくるバリア、難病や障がいを抱えた方の大変さを間近で見たり感じたりする毎日でもありました。福祉や介護の施策にそのことをしっかりと生かしていくことで日野の市政を変えていければと思います。

 そして、入院生活では医師、療法士、看護師、病院スタッフに支えられ回復することができました。また日頃からお世話になっている仲間の皆さんにお見舞いや激励をいただき治療に励むことができました。もちろん家族や親族の支えがあっての入院生活でした。

 退院翌日から始まった市議会第一回定例会にも出席。早退日はありましたが、一般質問、常任委員会、特別会計特別委員会にも出席し、自信をとり戻した次第です。

 歩行機能は回復し、日常生活を送る分には不自由な状況はなくなりましたが、まだ足を中心に下半身にはしびれが残っていますし、腰の疲れもつらいものがあります。

 徐々に日常を取り戻しながら次回は新たにパワーアップした取り組みを報告するつもりです。よろしくお願いします。

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