2024年04月19日 1818号

【ガザ攻撃開始から半年/毎日85人の子どもが殺されている/停戦がゴールではない パレスチナ解放こそ 首相官邸前】

 イスラエルによる新たなパレスチナ人ジェノサイド開始から半年の4月7日、各地で「ガザを殺すな!全国連帯アクション」が行われた。東京の首相官邸前には300人が集った。

 ナクバ(大災厄)生存者の孫娘で、パレスチナと日本の血を引くタチヤナさんがマイクをとる。「6か月連続で毎日85人の子どもたちが殺されている。日本は即時停戦を求める国連人権理事会決議に棄権した。私たちの政府が、日本のロボットが作ったミサイルがパレスチナ人の肌を焼いている…」と話したところで30秒以上絶句。涙を拭いつつ「この事実に私は強い怒りと恥を感じる」と続けた。

 <パレスチナ>を生きる人々を想う学生若者有志の会の皆本夏樹さんは「76年以上続いている占領が止まらない限り、私たちは誰も自由ではない。停戦が終わりではない。パレスチナ解放まで声を上げましょう」と呼びかけた。


絶対ガザ虐殺を止めたい/街頭からの毎週抗議FAXで/大阪・寝屋川

 “絶対にガザ虐殺を止めたい”との思いで、私たち「寝屋川 平和と市民自治の会」は、イスラエル大使館、アメリカ大使館、日本政府に抗議するFAXに書き込みしてもらう行動を、毎週土曜日に街頭で取り組んでいます。

 4月6日の京阪寝屋川市駅前での行動では、▽FAX―イスラエル大使館あて9枚、米国大使館あて3枚、▽署名―岸田政権退陣署名1筆、「万博・カジノをやめて、能登支援を」署名1筆の協力。ひと言メッセージでも「殺人国家は許さない」「戦争を早くやめてほしい」「イスラエルを支援するな」などの書き込みがありました。

 この間の取り組みで、イスラエル大使館に142枚、米国大使館に119枚、日本政府に27枚の抗議FAXを送っています。次回は4月13日に取り組みます。

(大阪・寝屋川 平和と市民自治の会・山崎一典)

ガザ攻撃やめろ 命を救え 滋賀・草津

 草津市では、9条改憲NO! 市民アクション・滋賀が呼びかけ「イスラエルは虐殺をやめろ!ガザへの攻撃即時中止・命を救え!駅前行動」。「子どもを殺すな、日本政府は加担するな」とアピールした(4月8日 JR草津駅前)

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