2024年04月19日 1818号

【万博会場 ガス爆発事故/協会に抗議し原因究明要請/カジノを止める府民の会】

 3月28日に起きた大阪万博会場のガス引火爆発事故。私が知ったのは、3月30日、「夢洲(ゆめしま)カジノを止める大阪府民の会」のメールでした。「会員から抗議行動をしてほしいとの声が寄せられたので、事務局で早急に検討し行動したい」というもの。その後の動きは素早く、翌日には要請書ができ、4月1日10時から万博協会要請行動が決まりました。

 万博協会は大阪府庁咲州庁舎のあるさきしまコスモタワービル43階。集まったメンバー9人で訪問しました。この行動を計画・準備した府民の会事務局員八木正行さんが万博協会職員と折衝し、協会事務所と事務局職員の部屋の間の通路ではありましたが、総務課長と法務課参事に約30分間の要請ができました。

 八木さんが「事故の原因を早急に調べ、記者会見などで公表すること」等要請6項目の「抗議と緊急要請」を読み上げて手渡し、4月15日までの文書による回答を求めました。その後、参加者一人一人が「万博協会には、事故の状況、原因、対策について説明する公的責任がある」と訴えました。

 受け取った協会職員の対応は「回答するかどうかも含めて検討」と「やっぱり」と感じるひどいものでしたが、今後の追及の手がかりとなる行動になりました。

(夢洲カジノを止める大阪府民の会 松田幹雄)

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