2025年05月30日 1872号
【議会を変える 市民と変える/京都府向日(むこう)市議 杉谷伸夫/会派「明日の向日」で初報告会/ともに市政を変える力を】
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先日、会派で初めての報告会を開きました。
私は2年前の議員選挙の後、トップ当選した新人女性議員と2人で「明日の向日」という会派を創って新たな活動を始めました。会派結成の理念・目的は、「市民が主役のまちづくりをめざすため、市民と共に歩む議会改革を進める」ことです。この夏で2年を迎えるため、会派としてのこの間の取り組みを伝えようと、4月に会派のニュースレターを発行・全戸配布し、報告会を開くことにしました。
報告会の参加者は、金曜夜と土曜午後の開催で約30人。人数は多くありませんでしたが、これまでおのおのが催してきた集まりの参加者とはずいぶん違う初顔合わせの人たちが多く参加しました。
どうしてこの報告会に来られたのかをお聴きすると、「以前から杉谷さんのニュースを読んでいて関心があったので、機会があればと思っていた」「障害を持つ子どものことで相談したいと思っていた」「議会のことに関心があって、お手伝いできることがあればと思って」など様々でした。これまでの集まりにはいらっしゃらなかった方々が、会派の報告会にこうして参加されたのは、議員個人でなく会派として議会と市政を変えてゆくことへの期待の現れなのかなと感じています。
報告会では、向日市が今年度行おうとしている仕事や財政の状況等について説明と質疑、その後会派のニュースレターを使って、私たちの活動報告と意見交流を行いました。
「小学校に校内フリースクールができて助かった。今後の市の方針はどうなっているのか」「水道管路の耐震化をもっと進めてほしい」「市民がもっと気軽に相談や要望できる仕組みづくりを進めてほしい」などの意見の他、「議会改革はやる気のあるメンバーを集めて進めては」「行政への要求は、データに基づいて行うのが効果的だ」「防災は市の担当課だけでは無理。消防組合の役割が重要」など、いろんなアドバイスもいただきました。
皆さんの発言からは、報告会に来て話を聞いて終わりでなく、私たちの取り組みへの期待と協力への意志が伝わってきました。今後意見交換する機会を持ち、一緒に取り組んでいけるようにしたいと思いました。そして期待して集まって下さった皆さんとともに、「議会と市政を変える」力をつけていかなければと決意を新たにしました。 |
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