2025年07月11日 1878号

【市民の闘いで 戦争をとめよう!平和をつくろう!/横浜パレード】

 「戦争いらない!NO WAR!パレード」が6月29日、昨年に引き続き横浜市で開かれた。主催は、憲法を活かす大きな世論をつくることを目指して神奈川県内の市民を中心に集まった「ピースかながわ」。

 パレード前に行われた桜木町駅前の集会では、沖縄出身で東京の大学に通う崎浜空音(そらね)さんが「私は日米地位協定改正を求める運動をしている。地位協定の問題は日本の主権の問題として、神奈川から改定を求め、ウチナーンチュの人権を守れるようにしたい」と訴えた。

 横浜市立大学教授の山根徹也さんは「日本学術会議法、能動的サイバー防御法などは、すべての人の自由、権利、民主主義を踏みつぶす法律だ。すべて戦争と結びつく動きだ」と警鐘を鳴らし、「自由で平和で、安心して生きられる国に変えていこう」と呼びかけた。参加者は拍手で応え、その思いを抱いて450人がパレードに向かった。

 アイルランド音楽を奏でながら、「対話で平和」「武器よりコメを」「虐殺止めよう」などのコールでアピール。皆は平和への思いが描かれたハトの絵を掲げて練り歩く。たくさんの人が行き交うみなとみらい周辺で注目を集めた。

 集会・パレードには、前々日最高裁勝利判決を勝ち取ったいのちのとりで裁判原告、神奈川生存権裁判原告団も参加。「うそと差別によってつくられた悪法、制度の改悪は、市民の不屈の闘いによっていつかは変えられる。大軍拡と排外主義の流れも市民の闘いで変えていきましょう」と述べた。



イラン爆撃は戦争犯罪/東京・大田区で宣伝行動

 29日、ZENKOメンバーは鎌田駅前で米・イスラエルのイラン空爆を批判。「日本政府はガザ虐殺に加担するな」「だれも殺すな!即時停戦」と訴え、パレスチナからゲストを迎える7月26〜27日のZENKOin相模原への参加を呼びかけた。

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