2025年12月05日 1898号
【みるよむ(752)/2025年11月1日配信/祝園(ほうその)と大分のミサイル弾薬庫・戦争準備に反対!―10・13団結まつり(大阪)より】
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11月1日配信は、10・13団結まつり(大阪)での「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」の呉羽真弓さん(「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」共同代表)と神田たかひろさん(京都府精華町議)による祝園弾薬庫反対の取り組みと訴えを伝える。長射程ミサイルをイメージした9mもの横断幕が登場。まともな住民説明会もないまま、中国に届く巨大ミサイルが精華町の住宅地そばの弾薬庫に持ち込まれる危険性を報告した。
10月19日の祝園全国集会は「ピースピース(Peace Piece)フェス」と「幸せの平和のかけら」の願いが込められた。呉羽さんたちの呼びかけに応え、京都、近畿一円から2700人以上が集まり大きく成功した。
大分もミサイル要らない
まつりでは大分の池田年宏さんも発言。「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」と「戦争を止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」の運営委員だ。
池田さんは、大分の日出生台(ひじゅうだい)演習場に、かつて沖縄で行われてきた県道越えの実弾砲撃演習が移転されてきたことを報告。「ここは南北5キロ、東西15キロ、与那国島が2つすっぽりと入る広大な演習場」と語る。10月20日からは、史上最大規模の自衛隊統合演習の舞台の一つにもされた。
池田さんは「命守ろう 平和を作ろう ミサイルはいりません」「平和のための戦争などあるものか 武器を置かなきゃ、握手もできまい」と歌った。沖縄で、九州で、祝園で、全国各地で戦争準備に反対する闘いの息吹が伝わってくる。
11月29日〜12月7日の2025ZENKOスピーキングツアーでは、呉羽さん(12月7日大阪集会に会場参加)をはじめ、沖縄・琉球弧、九州などのミサイル・軍事基地強化に反対する現場の平和活動家が講演する。ぜひ参加しましょう。
(イラク平和テレビ局in Japan代表・森文洋)
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