2025年12月12日 1899号

【「死んだ子どもたちにも名前がある」/BDS運動強めよう/大阪】

 11月29日、「パレスチナ人民連帯国際デー大阪駅前スタンディング」が取り組まれ、200人が参加した。

 呼びかけた関西ガザ緊急アクション代表の役重善洋(やくしげよしひろ)さんは「11月17日安保理決議が採択されたが、米国中心のガザ統治方針をうたい、パレスチナ人の主権、自決権は蔑(ないがし)ろだ。イスラエルが停戦したのは、世界中の人びとがボイコット運動を強めたから。日本企業の協力も国際法違反だ。ガザとともに声を上げていこう」。

 ZENKOの山川よしやすさんは「パレスチナから労働者闘争ユニオン委員長モハマド・アローシュさんが来日し連帯。集会時に彼の息子がズームで『子どもが何人死んだと言われるが、数字ではない。僕はゼイン、名前がある』と。殺された人たちにもっともっと思いを馳せなければ。11月5日、ファナック社全国13事業所に要請行動した。さらに追及したい。協力企業に電話1本かけるだけで大きな力になる。一緒に声を上げよう。殺すな!」と訴えた。

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