2026年01月16日 1903号

【米兵の性暴力 なかったことにしない/新宿でサイレントスタンディング/基地問題 沖縄だけに背負わせない】

 沖縄の女性たちが米兵による性暴力に抗議し、再発防止を求めて開いた県民大会からちょうど1年となる12月22日、東京・新宿駅南口で「サイレントスタンディング/なかったことにしない」が行われた。

 同県民大会で若者代表としてスピーチした北谷町(ちゃたんちょう)出身で慶応大学4年の崎浜空音(そらね)さんが「『もう繰り返さない』と誓ったのに、私たちは繰り返してしまっている。東京にいる私たち、日本にいる私たちが変わらない限り、沖縄の米兵による性暴力はなくならない。私たちが変わるきっかけにしたい」と呼びかけた。

 大きく「なかったことにしない」と記されたボードが設置され、参加者が思い思いのメッセージを貼りつけていく。「あなたはひとりじゃない!」「怒」「性暴力もそれを軽んじる人が多いことも許せない」「尊厳を守る」「見て見ぬふりも暴力」「私たちは沖縄を搾取してきた。だから東京で立つ」「米軍基地の押しつけやめる」「NO BASE NO RAPE」…

 隙間だらけだったボードが最後はびっしりと埋まった。崎浜さんは「1月にスタンディングした時の2~3倍の方たちが来てくださった。東京でできることはたくさんある。基地問題を沖縄だけに押しつけないために、みなさんと一緒に行動し続けたい」と感謝の言葉を述べた。

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