2022年09月23日 1740号

【国葬絶対反対″痩議員会館前で座り込み ZENKO中央省庁要請とともに】

 9月9日、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の首都圏、関西各地からのメンバー30人は、衆院第2議員会館前で「安倍元首相国葬#ス対!」座り込み行動を行った。

 「国葬に法的根拠なし」「税金は生活のために使え」などプラカードを掲げ、国葬絶対反対≠国会周辺にアピール。各地の国葬反対署名活動では、反対の熱い思いが多数寄せられたと次々に報告された。

 メンバーの代表は中央省庁要請行動へ。厚生労働省に新型コロナ感染症対策として検査と医療の抜本的拡充を要請し、防衛省には沖縄・南西諸島を再び戦場にする軍事要塞化の中止を求める請願を行った。

自治体のコロナ対策に関心なし≠フ厚労省

 厚労省会議室の10人に加え関西各地とオンラインで結び、地域の医療体制の実態をぶつけた。厚労省の検査拡充通知が現実には実施されていない地域が明らかになり、検査と医療の地域格差が浮き彫りになった。

 担当者は「必要な方々に検査・医療が確実に行われるように都道府県と連携して取り組んでいく」と述べる。しかし、兵庫県西宮市の参加者は、市に高齢者施設の頻回検査を要望したが検査数を増やさない市の姿勢について、厚労省としての見解を求めた。担当者は「地域の実状に応じてではあるが、積極的検査の実施を通知している」と回答。「西宮市は間違っているのか」と参加者が厳しく問い詰めると、間違いとは認めないものの「西宮市の状況を聞いてみることを検討する」と検討≠ヘ約束した。

 千葉県、神奈川県、大阪府茨木市や枚方(ひらかた)市の参加者も、検査と医療が不足している実態を訴えた。早急に各自治体の現状を調査し、厚労省として対策を講じるように強く求めた。

「住民避難なしに攻撃するのか」 防衛省に迫る

 防衛省交渉のほとんどは、「敵上陸時の島嶼(しょ)間射撃」について。「全住民が島外避難できていないときに攻撃するのかしないのか? 運用はどうなっているのか?」としつこく粘りました。

 当初は「全住民が島外避難するのは重要で、そのために関係省庁や地方公共団体と協力して…」とくり返しましたが、「全住民が絶対安全なのか? 撃たないと保証するか?」と追及したら、だんだんしどろもどろになり最後は回答不能に。

 予定時間をオーバーしましたが、最後に辺野古のことを言いたかったので「軟弱地盤でできっこないのになぜ辺野古にこだわるか。耐震設計も間違い」と問いただしました。参加者が「政府はアメリカ政府に正しい情報を伝えてないじゃないか!」と、私が言いたかったことをいっそう強く迫ってくれました。回答は「技術検討専門家会議では適切という判断」と御用学者頼みのみでした。

 「安全の確保」と言いながら人びとを危険にさらす矛盾に憤りを感じています。

(ZENKO滋賀 峯本敦子)



ZENKO青年メンバーらが国葬中止街頭署名 みな怒っている

 東京・足立区の竹ノ塚駅前でZENKOの青年や平和と民主主義ともにつくる会・東京メンバーが街頭行動。若い女性からお年寄りまで今までの署名とは全くちがう反応で、「許してはいけない」「これは署名しないと」と自ら駆け寄ってくる人など、4人2時間で44筆の協力があった。

(9月10日)



「国葬」強行 改憲・戦争 生活破壊 統一教会癒着の岸田政権を倒そう MDS(民主主義的社会主義運動)集会

《9月23日(金・休)》
◆阪南集会 サンスクエア堺 14時

《9月24日(土)》
◆千葉集会 市川教育会館 14時
◆東京北部集会 北区新町コミュニティアリーナ 18時30分
◆京都集会 呉竹文化センター 18時半
◆北大阪集会 茨木クリエイトセンター 18時半

《9月25日(日)》
◆東京南部集会 大田区カムカム新蒲田 13時30分
◆滋賀集会 大津市勤労福祉センター 14時
◆枚方集会 牧野生涯学習センター 13時30分
◆河内集会 寝屋川市民会館 14時
◆大阪市集会 城東区LAGセンター 14時
◆阪神集会 西宮市勤労会館 14時

《10月8日(土)》
◆三多摩集会 日野市豊田駅北交流センター 14時

《10月9日(日)》
◆神奈川集会 鶴見・水晶院別館 14時

主催;MDS(民主主義的社会主義運動)
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