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あなたと共に「民主主義的社会主義」を

MDS(民主主義的社会主義運動)は2000年8月に発足した。MDSはグローバル資本主義の支配に対し、民主主義的社会主義を変革目標に掲げて闘う。本来社会主義は民主主義の徹底の上に成立するものであるが、ソ連邦解体の原因を非民主主義的政治制度とそれと表裏一体の統制的指令的経済制度と総括し、民主主義的社会主義を掲げることとした。民主主義的社会主義とは、第1に社会のすべての面で民主主義を徹底することであり、第2に生産者たる労働者の意思決定が貫かれるという意味での生産手段の社会的所有を実現することである。

グローバル資本主義は格差を極限にまで拡大し、1%が世界の富を奪う構造を作り出している。全世界で99%の市民がグローバル資本の支配に立ち向かいつつある。アメリカでは中間選挙でDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)が下院議員を獲得し、トランプの排外主義を許さなかった。フランスでもマクロン政権の金持ち優遇政策への強い批判が巻き起こっている。日本でも沖縄知事選で安倍を敗北させた。東アジアでは平和への道を強く歩みだし、グローバル資本主義の軍拡、戦争路線を追い詰めている。

今こそ民主主義的社会主義を明確に掲げグローバル資本主義に勝利すべき時である。この民主主義的社会主義への変革過程は1国的ではなく、世界的な変革過程である。グローバル資本の活動は本質的に世界的であり、1国では規制できない。

この変革を進めるためにMDSは闘っている。

アジアに平和を作り出すために、日韓市民が連帯し、排外主義を排し、軍拡勢力を打ち負かせていかねばならない。沖縄辺野古新基地建設を阻止し、韓国ソソンリサードミサイル配備反対していかねばならない。

闘うMDSの力の源泉は同盟員の確信である。そのためにMDSは組織内部においても民主主義の徹底を目指す。下級は上級に従うという民主集中制ではなく、納得に基づく活動をめざす。その保障として規約だ5条2項において「同盟員はいかなる機関の決定であれ、納得のいかない場合、反対意見を表明し、行動を留保する権利を持つ」ことを明記している。

我々は「日本の民主的変革をめざす人々と共同行動を進め、アジア世界の人民と連帯して、民主主義的社会主義をめざす」(綱領)。

綱領 規約